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【慌てず対応】税務調査Q&A 事前通知チェックシート付き【11の心得】

税務調査は強制調査ではありません!あくまで任意調査です、あわてずに対応しましょう。

税務調査のときの心構え

Q1.税務署員が突然店や自宅にやってきて調査をしてきました。「断ることはできない」と言われました。

これって従わなければいけないのでしょうか?

 

A.事前通知のない調査は違法です!従う必要はありません

税務調査は納税者の承諾を得て、税務署員が質問し、帳簿などを調べるものなので、納税者の承諾なしに勝手に調査することはできません。

事前通知は通則法で義務付けられています。

事前通知のない調査は「突然の調査は断ります。ちゃんと通知してから来てください」ときっぱりと断りましょう。

 

Q2.自宅前から電話による事前通知をされました。これって事前通知になるのでしょうか?

A.事前通知は文章で!電話での通知ではなく文章での通知を強く要求しましょう。

作業中や接客中に税務署から電話による事前通知をされても、正確に記録をとることが困難な状況です。確実で正確な事前通知を受けるために文章での通知を強く求めましょう。

国会審議で事前通知に関し、国税庁次長は「調査開始日までの相当の時間の余裕を置いて行うことになる。事前通知の実地にあたり納税者の家の前で☎をして往訪するというふうな運用は考えていない」と答弁しています。

「今から伺いたい」という突然の連絡は拒否できます。

 

Q3.調査の日時や場所が都合が悪い場合はどうすればいいでしょうか?

A.都合の悪い日時や場所は当然変更することができます。

納税者から合理的な理由で日時、場所の変更を求められた場合は変更できるように協議に努めなければならない。(第74条の9第2項)

合意的な理由とは例えば「その日は親族の法事の予定がある」や「病院の予約を入れている」などしっかりとした理由があれば変更を申し出ることができます。

場所に関しても、「自宅は狭いので工場に変更して欲しい。」や「お客さんが出入りするお店には営業に支障がでるので変更して欲しい」など常識的な対応を求めることが出来ます。

 

Q4.ちょっと話を聞かせて欲しいと調査開始!これって変ですよね?

A.調査の目的と理由を具体的に説明する義務があります。

理由の説明せずにいきなり調査を進める事例が多発しています。

調査をするにはそれなりの客観的かつ合理的な理由がなければなりません。

「なぜ調査をするのか?」を具体的に説明する義務が税務署員にはあります。

 

事前調査チェックシートで11の心得を学ぼう

 

税務調査の対応で焦らないためにもまずどうするべきか?11の心得をしっかりと学びましょう。

『事前通知チェックシート』をつかい税務署が横暴な調査をしていないかちゃんと見極めてください。

ぜひ、このチェックシートを活用し、不要な心配事をなくし、商売を頑張って下さい。

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広島県福山市花園町2丁目1-26

TEL084-923-1817

 

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